おそらく多くの中学生は勉強が嫌いであると答えるかもしれませんがそもそも中学1・2年生の勉強の意義とは何でしょう?
中学3年生は明確に高校受験のためです。では中学1・2年生はというと「……定期テスト?」もちろん定期テストも大事です。
でも定期テストのためだけに中学1・2年生が勉強をしているとすると「なら定期テストの前だけ勉強すればいいや」となることでしょう。
ただ、結論を言うとそれは間違いです。ここでは中学1・2年生向けに今から勉強をしなければいけない理由について述べていきたいと思います。
ここでは中学1・2年生で勉強をしないと将来どうなるのかについてお話していきます。
まず、軽く公立の高校受験についてお話していきます。
公立高校入試というと皆さんは当日の試験結果に目が行きがちかもしれません。しかし、実は高校入試は当日の試験結果以外にも合否基準となってるものがあります。
それは「内申点」です。「内申点」とは簡単に言うと中学生の通知表です。実は公立高校入試には中学3年間の内申点が大きく関わっています。
この内申点が中学1・2年生が定期試験以外で勉強をする必要がある大きな理由です。
内申点は一度各学期を迎えて結果が出てしまってはもう取り返しがつきません。
「高校受験まで1年、2年後だから今は勉強は大丈夫」と考えていた中学1、2年生には今からでも内申点のために授業態度や提出物管理、普段の学習を一緒に見直してみませんか。